
大会長:藤本昌樹(東京未来大学こども心理学部教授)
2 Days | Time table | Programs | Presenters |
〈DAY 1〉 7月26日(土) 会場:蔵前駅前 | 13時 受付 13時30分〜17時 17時30分 懇親会 | フェルデンクライス ワークショップ | かさみ康子先生 |
〈DAY 2〉 7月27日(日) 会場:東京未来大学 | 9時30分 10時30分 17時 | 総会 活動報告・事例検討 終了 | 大会長:藤本昌樹 司会:佐藤克彦 |
※プログラムや時間は都合により変更となることがあります。
※録画視聴の予定はありませんので、ぜひ会場にお越しいただいて体験してください。
DAY 1:ワークショップ
7月26日(土)13時30分〜17時
「フェルデンクライス・メソッド・ワークショップ」
カラダという空間
~「最適」を見つける~
フェルデンクライスメソッドは、ソマティックエデュケーション(体での学び)と呼ばれるものです。 それは、体(動き)と思考、感覚、感情の全部が自分なのだという視点で行われる「学び」のプロセスです。
フェルデンクライスのレッスンでは、正解を求めずに体の動きを探索し、自分にとって「最適なもの」を見つけて選ぶ力を培います。ここでは、快適さや容易さ、楽しさといった要素が基準とされ、誰にでもできる応用性の高い方法です。
レッスンは、ATM(動きを通しての気づき)と呼ばれるグループレッスンと、FI(機能の統合)と呼ばれるプライベートレッスンの二つの方法で行われます。グループレッスンでは言葉によってプラクティショナーの意図が生徒に伝えられ、プライベートレッスンでは、主に手を使ったタッチを介在して意図の伝達が行われます。
どちらの方法で行われるレッスンでも、「行おうとしていること(意図)」と「行っていること(行動)」の不一致を観察し、遊びのような心持ちで様々な可能性を試して実験し、新しい可能性を見つけていきます。
今回のワークショップでは、言葉を使ったグループレッスンを体験していただき、そのアイディアがどのようにしてタッチを使ったFIレッスンというワークに繋がっているかを実践的に体験していただこうと計画しています。
横になるワークもありますので、ヨガマットや大判のタオルなどをご準備ください。

講師:かさみ康子先生(フェルデンクライス・ジャパン)
舞踊家としてのキャリアを経て、1995年にニューヨークでフェルデンクライス・プロフェッショナルトレーニングに参加。2000年にトレーニングを修了後、プラクティショナーとして活動。2003年、フェルデンクライス・ジャパン設立。レッスンやワークショップの指導に加え、海外から講師を招いてのプロフェッショナルトレーニング、さまざまなワークショップの開催、執筆、翻訳、出版など、日本におけるフェルデンクライス メソッドの普及とレベルの向上に尽力。これまでに100名以上のプラクティショナーを養成。フェルデンクライス・ジャパン主宰。
〈DAY 1: フェルデンクライスワークショップ 申込み〉
・5,500円(TFT会員)
・6,600円(一般)
〈DAY 2: 事例検討 申込み〉
・3,300円(TFT会員)
・4,400円(一般)
お申し込みは、7月20日(日)まで。
DAY 2:事例検討
7月27日(日)午前10時30分〜16時40分
司会:佐藤克彦(精神科医・日本TFT協会会長)
活動報告
- 災害支援報告(能登半島地震他)
- 職親プロジェクト(出所者の支援)
- タイムプロジェクト(性被害者への支援)
発表事例〈順不同〉
発表後に、参加者やスーパーバイザーからの質問やフィードバックが入ります。
- 短時間(30分)オンラインカウンセリングの特徴と実践的工夫からの考察:
Trauma Treatment Therapist Group(TTG)での30分の無料カウンセリング体験からの実践と工夫を紹介し、保険適用内でもできるトラウマセラピーにも活用できるようなヒントを共有したい。【TFT, 他】 - 子どもへのアプローチ:学習障害の疑いと登校しぶりの事例:
発達障害の疑および学習障害のある子どもの問題について、相談に来た保護者を通じてTFTやブレインジムで子どもが復帰できた事例。個人面接で家族療法。【TFTアルゴリズム、ブレインジム】 - 嘔吐恐怖症の克服:
トラウマとアタッチメントの問題にアプローチしたことにより嘔吐恐怖症を克服した女性の例。【TFTアルゴリズム、TFTT診断】 - 夫の不貞によるトラウマを克服し老後を共にしようとする60代うつ病女性Aの事例:
不眠、身体不調、フラッシュバック、動けない、希死念慮などで「うつ病」と診断された女性。【TFTアルゴリズム、TFT診断、ブレインジム、ボディ・コネクト・セラピー、感情モニタリング法】 - ヴィジュアルフォーカスを用いたトラウマ処理で見られる現象について:
外傷体験の想起はできるがSUDの上昇が見られない成人ASD男性に対し、TFTヴィジュアルフォーカス(VF)を用いて主訴を改善した事例。【TFTヴィジュアルフォーカス】 - TF-CBT的アプローチとTFTを組み合わせて実施した未就学児のケース:
施設内の男児から性的な身体接触を受けた以降、年下の児への不適切な接触が増えた未就学女児への対応。【TF-CBT, TFTビジュアルフォーカス】 - 難治性頭痛に対する心理療法的アプローチの一事例:
医学的対応のみでは改善が難しかった慢性頭痛に対し、心理的アプローチを導入することで症状の緩和が見られた事例。【ボディ・コネクト・セラピー、TFTヴィジュアルフォーカス、ブレインジム】
発表者募集
発表は一人15〜20分+質疑応答5〜10分くらいになります。臨床報告、アドバイスが欲しいことなど、TFT単独のケースとその他のアプローチの組み合わせも含みます。演者はTFT協会員でなくてもエントリーが可能です。(募集は6月20日まで) ※発表者は2日目の参加費は免除となります。
〈DAY 1: フェルデンクライスワークショップ 申込み〉
・5,500円(TFT会員)
・6,600円(一般)
〈DAY 2: 事例検討 申込み〉
・3,300円(TFT会員)
・4,400円(一般)
お申し込みは、7月20日(日)まで。
会場
【1日目】
かやの木会館(蔵前駅)
【2日目】
東京未来大学 (堀切駅) 講義棟A 308


